銅の腐食
ケーブルの腐食です。 5C2V の Coax を開けてみたものが右の図で、芯線の断線が見えます。 ポリエチレンも硬くなっていて、ボロボロこぼれてきました。
背景に銅色のものが写っていますが、これは同じケーブルの 1m ほど離れたところです。
我が家は電界強度が低いので UHF/FM アンテナ直下にブースターを入れています。 一度ブースター本体は交換していますが、配線はもう30年ぐらい前のものです。
シース(皮膜)に傷がありました。 どうやら、どこかに引っかかった時に無理に引っ張って傷つけた模様。 そこから雨水がしみこんで腐食したようですが、悪いことにブースターへの給電が直流でした。
皮膜が破れたところから紫外線が入って、ポリエチレンが硬化してクラックが入り、それを伝わってイオン移動が行われ、銅の腐食が進んだ、というのが私の推測です。
芯線側がプラスになっていますから、芯線が溶けていきます。 写真で見えるように、芯線はシースの傷のある側からそぎ落とされるように削られてやせています。
対策としては、給電を交流にするのが良さそうです。 ただし、そうすると、最近使われている、ダイオードを使って複数の端子から電源を供給するという方法は見直さないといけません。
昔使っていたブースターは交流で供給していました。 この方法は、一般化して、屋外に設置する機器への給電に応用できるかもしれませんね。
