Diffraction Test
このページでは絞りを小さくしたときに発生する「回折ボケ」について実験します。
実験条件は以下の通りです。
1.撮像素子の大きさによる違いが比較できるよう、フルサイズの 5D2 と、フォーサーズの GH2 の
両方で行う。
2.画角を同じとするため、GH2 には 14-140 のレンズを付けて、50mm の長さとする。
5D2 には 100mm のマクロを付ける。
3.Test Chart は ISO 12233 を使う。
4.Test Chart は仕様通り、3:2 のマーク範囲を画面いっぱいに、RAWで撮影する。
撮影時はシャッタ速度を上げるため、 ISO は 1600 とする。
5.撮影後は、100% 表示(ピクセル等倍表示)を行い、ディスプレイ画面上で 2000 から 1800
lines/vertical size の範囲をスクリーンキャプチャして、細部をわかりやすくする。
6.RAW を現像するときは Noise Reduction を行わない。 これは Noise Reduction によって
解像度が下がることを防ぐため。 カメラ内の画像エンジンが Reduction 値をあらかじめ指定
しているが、それはリセットする。
7.また、現像時のシャープネスおよびアンシャープマスクは0のままとする。
撮影状況
5D2, 100mm マクロで
撮影の全体像 f=2.8
GH2, 50mm
撮影の全体像 f=5.6
18-20 付近の拡大図
細部の比較 (100% crop)
5D2 f=2.8
5D2 f=5.6
5D2 f=8
5D2 f=16
5D2 f=32
GH2 f=5.6
GH2 f=8
GH2 f=16
GH2 f=22
GH2 の像が小さいのは、撮像素子の画素数が 5D2 に比べて少ないため。 100% 表示をすると、画素数の平方根に比例した大きさとなる。 なお、5D2 の画素数は 5616*3744、GH2 は 4752*3168 で 84.6% となる。
分かること:
1. GH2 の一番解像度のいい f=5.6 は 5D2 の 32 と同じ程度。
2. 5D2 では f=8 程度までは解像度が良い。
3. f=16 では悪化しており、f=32 ではさらに悪化する。
4. GH2 では f=8 からやや悪化しており、16、 22 と進むとずいぶん悪化する。
(03/31/2012)
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